ちょっと立ち話 | 病院に行ってみよう | 2002/6


久しぶりのお休みだった、ある日の火曜日
まえまえから気にかかっていた指先にある”イボ”。 放っておいても、なんの問題もないけれど、これから増えると嫌だからと 病院に行くことにした。 近くの皮膚科の開業医さんのところにいけばよかったのに、日頃病院とは無縁な私は好奇心もあったから リゾートホテル並に大きく建てなおされた中央病院に決めた。時間がかかるだろうけれど、まっ、いいわ
10:40病院到着
初診受け付け時間の11:00までに、なんとか間に合った。
25分待って、カードができた。受診表には「皮膚科。予約12:30〜13:00とあった。」
「これをもって、2階皮膚科窓口の5番に出してください」
2階の5番窓口では「横の入り口に行き、問診表に記入してください」と言われた。
えーーっと
受診の理由:指先にイボあり
様子:数年来のもの。いままで治療経験なし
希望受診科:皮膚科
と書き込んだ
問診表を提出して、待つ事1時間
いらいらした私は「あの〜問診だけで、こんなに待つのですか?」
「問診を受けないと皮膚科には、いけないのですか?」
「直接行っても良いのなら、予約時間まで他の用事を済ませたいのですが・・」
遠慮がちに聞いたのに。
「はい。そうです!!!!!!」(あっ!そ〜〜で・す・か!?)
結局1時間40分待ってやっと問診室に呼ばれた。
「今日は指先にイボができていますか?」 『はい。』
「数年前からできていて、いままで治療経験はないのですね。」 『はい。』
「今日はどうされますか?」 『はっ?治療に来ましたが』
「イボ取られますか?」 『はっ?』(取るかどうかは、医師の判断だろうが!)
「希望は皮膚科ですか?」『はっ?』 (皮膚科以外にどこいくん?)
「では、皮膚科外来の前でお待ち下さい」
なんとこれが問診全容である。1時間40分待った末の問診。
病歴や薬歴、血圧、脈拍 体重など記入するんじゃないのん?
私が書いた問診表を読んだだけじゃん!!
病院に来て、2時間も経って、やっと皮膚科外来に行けた。 ここでも待つ事1時間。 結局診察室に入ったのは、13:50分だった。それなりの診察を受け、ヨクイニンエキス錠という薬の処方を受けた。
1日18錠 1回6錠 1日3回毎食後服用  投薬日数は28日だった。
「イボも取れるのに時間がかかりますから、しばらく続けてください。」と医師に言われた。
担当の先生がやさしそうだったので、ちょっと気を許した私は”ダメもと”で尋ねてみた。
私 「60日とかは、出ませんか?」
医師 『そりゃ、ならんな』
私(なぜならぬのじゃ?)(ど〜うしてならぬのじゃ?)とは さすがに言いませんでしたよ。
院外の薬局で薬をもらい、薬の簡単な説明を受けた。
ヨクイニンエキスは、はと麦からとれたものらしい。
ネットで調べて見ると以下の説明もあった。なるほどね
はと麦エキス:
古来より滋養強壮の食品として珍重されてきました。
生薬としてはヨクイニンと呼ばれ、ビタミンB1・B2、カルシウム、鉄分、を含み
美肌効果や滋養強壮に用いられています。 またイボなどに対する効果も有名ですが、
これはコイックセノリドという成分が角質層の新陳代謝を正常化するためです。
私の目は一点美肌効果に凝縮した。
なんだ〜(ほほほほ・・)美肌効果もあるのん〜〜
早く言ってよ〜それならば、根気よく続けるから・・・・

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思えば 朝10時過ぎに家を出て、帰って来たのが15時過ぎ。指先の小さなイボの為の一日仕事でした。 冷房の中。待って、待って、・・・ これじゃ、元気な人しか、病院には行けない。 症状に合わせて、フットワークよく医療が行われるには、 いろいろな医療機関の連携プレーが必要と実感した。 大きな病院の充実もさることながら、地域のホームドクターの必要性も強く感じます。
それと・・・待合室の冷え過ぎとか、言葉掛けとか、、看護師さんたちの「人を看る心」も大切にしてもらいたかったなあ
医療の中の”みる”って、看る、観る、診る、いろいろあるさ〜いやいや・・・
健康に感謝。