ちょっと立ち話 | きどって in 都会 | 2001/10

(出発編)
若い友人の結婚式に招待され、横浜まで出かけた。
帰りには東京でお買い物〜!一ヶ月前から、気分は横浜♪ですが、
しかし、主婦が家を留守にするとなると、あれこれ大変です。
出かける前の日、みんなの好物のけんちん汁を大鍋に作り 
カップ麺も数種類、レトルトのカレー、バターロール、牛乳も3日分、ヨーグルト、などなど、
すぐに食べられるものを買い揃えた。よし、これで2日は大丈夫だろう。後は外食してもらって・・・・
たまっていたアイロンも全部すませ、汚れ物も全部洗濯。午前2時、家事終了。
少々の寝不足も 明日、明後日の快適ホテル生活を考えれば、な〜んてことありません。
7時出発だから、5時半に起きて、朝ご飯の用意をして・・・・・ではおやすみなさい。Zzzz・・・
万事すべてうまくいくはずだったのに、も〜〜〜ったく、寝過ごした。おきたのが6時52分
??あと10分しかないじゃないか!朝食の準備どころじゃない。
シミ隠しのコンシーラー、パールのシャドウは忘れずに詰めこんだ。
仕上げのお化粧はホテルに到着してからだ!
障害物競走みたいに走りまわって、車を飛ばしてなんとか飛行機に間に合ったが・・・行く先不安・・・

(フロント編)
ホテルに早く着いて、着替えして時間をつぶした。パールのシャドウも入れた。よし!馬子にも衣装だ!
姉から借りたシャネルのバックを持って、フロントでチェックイン。
いつもの私からは想像も出来ないくらいゆ〜っくり話して、これまたゆっくり歩いた。
「お部屋までご案内いたしましょうか?」
『ありがとうございます。下のクロークに別の荷物を預けてありますので、結構ですよ。』
                *
今日ね フロントで私だけ 私だけ!お部屋にご案内しましょうかって言われたよ
きっとシャネルのバック持っていたからだわン。(夫と携帯で話しながら、目はエロ目)
記帳した時”島根県”て書いたからだろ。案内しないと部屋に行けないと思われたんだよ!
・・・そうとるか・・・

(一人部屋で・・編)
結婚式の興奮も残ったまま、横浜の夜景をカクテル付きで楽しんだ後、さて、休もう。
家ではけっしてしたこともない・・・映画の女優さんのように、バスタオルで胸をかくして、
部屋をうろうろした。は〜〜シャネルの5番ですね。このままベッドに。
気付けば1時間うとうとしたみたいですが、シャネルの5番ではちと寒い。
今度は寝間着を着込んで 朝まで意識不明。

(困難に立ち向かう編)
最後の日、友人から教えてもらった手芸店を探しに東京まで出る。
しかしねぇ。出発の日、大慌てしたものだから地図のコピーを忘れてしまった。
夫の携帯ナビゲーターに従い、東京駅から秋葉原、ここまでは超簡単。
「秋葉原から、都営浅草線に乗り換えて、浅草橋駅で下車いいか!」
『今 秋葉原。都営浅草線なんてないよ。』
「よく探してみろ」『本当にないよ』
「じゃ、駅員さんにきてみろ」『また改札までいくの?遠くて足が痛い』
「しかたないだろう」『・・・・・・』
『都営浅草線は浅草から出てるんで、ここはないんだよ。総武線で浅草までいくんだって』
『ちゃんと教えてよ。』「この地図にはそう書いてある。」『。。。了解』
『浅草橋駅到着しました。』「次は大通りだ。」『東京の道路はみんな大きいの!』
「まてよ、靖国通りだ。三菱銀行をめざせ。そこから見えるはずだよ。」
『目的のお店ないよ』「じゃ、お店に直接電話してみたら?」『了解!』
”今日は定休日です”のメッセージ、どっと疲れた。も〜〜帰る。
夕方の飛行機だったのに、お昼の便に変更して、未練もなく帰る事にした。
『今どこでしょう?』「???」『羽田です』「もう帰るのか」『これ以上歩けないから、帰る』
「ははっは、ごくろうさん」

家に帰ってから、あれ?教えてくれたお店どれ?
も〜〜〜、お店違ってるじゃない。この裏の大きく宣伝してある方でしょ、ったく