ちょっと立ち話 | 素敵な母の日 | 2001/5


5月第2日曜日は母の日です。
ずいぶん昔、夫に「今日は母の日で〜す」といったら、
「君は僕のお母さんじゃないから、関係ないです」と答えた。
私はこの言葉を根深く恨んでいる。
以来、毎年「こんな事言ったよね」と憎ったらしく思い出させてあげていた。
子供達はそれぞれに「母の日」のイベントを楽しませてくれる。
カーネーションはプレゼントしてもらうもの・・・・だが、毎年自分で買ってくる。
『買ってあげたいけれど、お小遣いが足らない!という
皆さんのお気持ちをくみまして、この母、今年も自分で買ってまいりました。』
と口上を述べて、テーブルに鉢植えのカーネーションを置こうとしたら、
なんと今年は先客があって、一回り大きな鉢が置いてあった。
夫がむっくり起き出して、「これは僕からです」と曰くありげな顔でいった。
どうしたの?
思い立ってお花を買って来て、子供たちに
「一緒にお母さんに渡そ!」て話したら、私達には私達のやり方がある。
お父さん自分で買って来たのなら、自分ひとりで渡せばいいじゃない。だって・・・・
まあ〜それはそれは、ありがとう。

母の日の前前日 2泊3日で家を空けることがあった。
帰って来たらさぞ台所がひどいことになっているだろうと思っていたのに、
あまりにきれいにしていたので、ビックリした。
流しや、カウンターにお鍋 どんぶりのひとつもも出ておらず、
モデルハウスのキッチンのように、整理されていたし、洗濯も出来ていた。
我が子ながら、感心した。
『お母さんがいればな〜んにもしないのに、いないと完璧に出来るんだね。』
「だって、お母さん汚れているの嫌いでしょ」
『いえ、いえ、心からお礼をいいます。ありがとう。』
便乗カーネーションでの母の日より、片付けてくれる気持ちがうれしいです。
旅行も楽しかったけれど、帰ってきて楽しかった気持ちが倍増しました。
良い母の日を、ありがとう。
PS:長男君のラブコール・・・・もとい、母の日電話もありました。
みんな!サンキュです。
それにしても、お父さんひとり手持ち無沙汰です。
今度の父の日、「あなたは私のお父さんじゃないから、しーらない」なんて
けっして言いませんからね。
長い間、ゴメンナサイ。