ちょっと立ち話 | 我が家の危機管理 | 2001/3

2001/3/24/15:28地震発生。
震源地は広島の沖、安芸灘、呉あたり。マグネチュ―ド6.4
離れているここ出雲も、震度4.結構揺れた。
春休みということもあって、子供たちも一緒でした。
揺れている30秒くらい、観察するように目だけを動かして、固まってしまった。
目だけで合図するように、だれもしゃべらない。
クーラー・・・落ちてこない
TV・・・・・・・飛んで来ない
本棚・・・・・倒れない
ガス・・・・・消してある
食器棚・・・扉は閉まっている
食器・・・・・動いていない
よし!
立っていられる
外に出たら危ない
近くのアパートの若い人達がキャーと叫んだ。
隣りのおじさんちの2階の電灯がゆらゆらしてる。
苦しい〜と思ったら、あっ、息を止めていた。
揺れが止まって、みんな深呼吸した。
キャーなんて、黄色い声を出さなかった。
我を忘れて外に飛び出さなかった。うん、これはなかなか良かった。

しかし・・・・・
備蓄食料・・・・・以前買っておいたのだけれど、食べてしまって、もう無い。
乾電池各種・・・以前買っておいたのだけれど、使ってしまって、もう無い。
カップラーメンは買ってあったが、地震発生時には食べる術がない。お湯がない。
室内履きが家族分買ってあったが、外の倉庫に入れてあって取りにいけない。
懐中電気のソケットが壊れていた。
卓上ガスこんろはあるが、カセットボンベが見当たらない。
このまえのお鍋のとき、使って、今ない。買おうと思っていた・・
薬、虫刺され用の軟膏が妙にたくさんあるけれど、虫刺されねぇ
それなのに、カットバンがない。咳き止めはあった。風邪ひき用の葛根湯もあった。
もう、まさかのときには、精神力で過ごすか!

あとで・・・・
危機管理とは、個人の災害恐怖の克服だ!精神力の鍛錬だ!
と子供たちと笑ったが、冗談が言える状態でよかった。

家族、友人みんな被害も無く、無事でよかった。