ちょっと立ち話 | 虫めずる姫? | 2001/1

何してる時が楽しい?

意外と家事全般好きなのですが、
特に庭の掃除とか、芝刈、草取り!・・・というのは口実で、
恥ずかしながらいい年をして、「虫」見てるのが大好きなのです。
都会の方はこんないたずらしたことはありませんか?ミノ虫の着せ替え。(笑)
さすがに今年は、毎日PCのまえで過ごしていましたから、
大きいミノ虫に出会えなくて、残念でした。
この楽しみ、ちょっとご披露しましょうか。

小ぶりな箱に布キレをちょきちょきと切り刻んで、いれておきます。
チョキチョキときりきざんで、大さじ2杯くらい(笑)
色分けすると、もっと楽しいですよ。赤色系、青色系、黄色系 等など
準備ができたら、連れてきたミノ虫の”みの”を取って、裸にします。
”裸ミノ虫”を、切り刻んだ布と一緒に、箱にいれるだけです。
さあってと、数時間待つだけ。きれいな布のカラフルなミノ虫のできあがりです。
これは、何回やっても、感動しますよ。
ただし、鳥たちから逃れるために補色の枯葉に身を包んでいたのですから、
自然界に帰してあげる時には、もう一度同じ作業を繰り返して、枯葉の衣装にもどすこと。
これは絶対原則。
カラフルな衣装だと、私ここにいるのよ、食べてちょうだいってなもんでしょう。
食べてもらいたいミノ虫さんは別ですが・・・

山椒の葉も、きんかんの葉も、アゲハの幼虫の大好物。
2oくらいの、木くずのような幼虫を見つける季節。
毎日見てるとだんだんに衣装替えしていき、黒のまだら から、
綺麗な黄緑色にへんし〜んする。
どんなにちいさな幼虫だって、つんつんと頭をつつくと、
黄色のつのをにゅう〜と出して、いかにも山椒を食べてました・・という
独特のにおいを放つ。細長い木くずで、頭をつついて、遊ぶ。
ミントの葉をたべたら、ミントの臭い、バジルを食べたら、バジルの臭いかな〜
それはそうと、そんな葉、食べるかな〜
決して、「あおむし〜キャ〜」なんて言わないで、ちょっと触ってみてやってよ。
ビロードのようにすべすべした肌で、そりゃもう、かわいい。
小枝で、つんつん、とつついていたら、気付けば2時間経過。
お〜・・急にあわてて、家事にもどる。だから、いつもわたしは忙しい。
でも、さなぎから出たばかりのアゲハが、ちぢれた羽をひろげるさま、
何回も見てるんですからね〜だ!
アメンボのときだって、おたまじゃくしのときだって、
一緒に遊ぶとなると、一日仕事ですわ