ちょっと立ち話 | 渡る世間は・・ | 2004/4


見かけによらず、私は無類の年寄り好きで、
若い人、同年代の人のふてぶてしい態度には”喝”をいれたくなるけれど、
年配の方には至極寛大。
お年寄りにも気持ちが通じるようで大体はニコニコして帰っていかれる。
だから、ちょっと難しいお年寄りは私の担当みたいになって、
gakikkoさんの親友が来たよ。。。って言われる
え〜〜なんで親友なのよ〜〜
なんの難しいコツなんて有りはしない。
年寄りの怒りっぽいのも、愚痴っぽいのも、すべて寂しさの裏返しだと思っているから、
なんでもきちんと聞いてあげれば事は足りる。
ただ、聞きにくい言葉や、だらだらと続く繰り返し、分けのわからない話を
楽しげな顔をして聞きつづける根気は必要です。「楽しげな」これがキーポイントです

おじじはこんなことを言ったりする(笑)
「はい!おつりです」
そういって3千円を渡すと、その御老人は一枚づつ丁寧に四つ折りにされた。
「丁寧ですね」
『いやねぇ前に間違えて1枚のところ、2枚出したことがあるからね。こうしておくと間違えない』
『あんたになら、2枚渡してもいいけれど・・・』
「笑、もっと若い人になら3枚渡してもいいでしょう?」
『若い人はいけんいけん。僕らにはあなたくらいが丁度いいから。。』
(・・・・おじじ!あんたは75歳でっす)

4月になってから、お店に並ぶ商品の価格表示が消費税込みとなっている。
レジでの支払いが1501円になったご婦人
1500円をだして、あと1円を探しておられる。
私は1円くらいどうでもいいわって思って、1円かってに値引きすることにした。
1円マイナスするレジの打ち方がわからなかったので、若い子に聞いたら、
すぐに教えてくれたのだけれど、奥から、事務の主任さんが走ってこられて、
「消費税込みになっているから、消費税部分の値引きというのはありませんから!」
きつく言われた。
『はい、わかりました』って答えたけれど、知らん振りして実際には1円値引きした。
「まあまあようこそ、ようこそ」って言ってなんども御辞儀して帰られた。 たった1円で・・・・・
「gakikkoさん!次からは止めてください」って主任さんからもう一度言われたけれど、
・・・・私はこのくらいの値引きは良いのではないかって思う。
だって、私はお年寄りが好きだからね。
主任さんに『若い人から1円余分にもらったりして。。。』って笑ったら、
どうにも気持ちを逆撫でしたようで・・・無視された。
若い人から見れば、私は扱いにくい「tosiyori」だったことに気が付いた。
今度からはかってに値引きするのは止めたほうが・・・良いかも・・・思案

まあ〜〜いろいろつらつら思いますが、お年よりは好きだけれど、
我が家の義母に限ってのみ、なんだか量高く、扱いにくい・・・・何故・・・